1978-03-23 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
〔委員長退席、山崎(平)委員長代理着席〕 まず、基準糸価の価格の決め方でありますけれども、安定帯価格における基準糸価の取り扱いについて御質問をしていきたいと思うのでありますが、政府は五十二年度における繭の生産費については、家族労働の評価を従来の農業臨時日雇い賃金から農村雇用賃金に評価がえをしたことによりまして、前年に比べて約一四%引き上げたことになりました。
〔委員長退席、山崎(平)委員長代理着席〕 まず、基準糸価の価格の決め方でありますけれども、安定帯価格における基準糸価の取り扱いについて御質問をしていきたいと思うのでありますが、政府は五十二年度における繭の生産費については、家族労働の評価を従来の農業臨時日雇い賃金から農村雇用賃金に評価がえをしたことによりまして、前年に比べて約一四%引き上げたことになりました。
一方は農村の臨時日雇い賃金のようなものを適用しておるし、一方は製造工業、都市労賃を適用している。これもおかしい話です。しぼる手間賃と自給飼料をつくる手間賃を、そんなに区別するというのは、これは納得できない。そういう問題もある。 それから豚の場合、豚の来年度の試算で見ますと、百キロつくるのに要するえさ代は二万五千三十何円か、そういう計算をしておられます。
こういうことになっておるわけですから、それでやれば、臨時日雇い賃金をとることはおかしいじゃないか、農林省でこれを変更できないというのであれば、これは内閣統計局あたりの所管ということであれば、そっちに指摘して直させなければならぬが、どうかと言ったら、農林省だけでできますということになっておるでしょう。ここでどうせいというわけじゃないのです。そういう大事な点を聞いておるか。
たばこの場合には、やはり生産費を補償するというかっこうの一つの算式によりまして、葉たばこの収納価格をきめておりますけれども、この場合にとります労賃は、農村の臨時日雇い賃金をとるというかっこうでまいっております。したがいまして、算式そのものにはそう大きな差はございませんが、根拠になります労賃の見方によっての格差がある、こういうことが言えようかと思います。
正直に申し上げますと、それをどう扱うべきかという、いわば実体が減っておるのに農村臨時日雇い賃金に求めておるということを、調査方法なり理論としてどう克服するかという問題はかかえておるつもりでございます。
○中沢説明員 先ほどは、評価いたしております農村の臨時日雇い賃金と製造業五人以上の賃金との比較でございますが、御質問はさらに毎勤統計にありますいわゆる一般第二次産業部門におきます日雇い労賃との比較でございます。ただいま手元に資料がございませんが、やはり賃金格差といたしましては、かなりの格差があるもの、こういうように承知しております。
ただ、統計調査部で生産費調査をしております場合の自家労働の評価を、農村臨時日雇い賃金でやっておりますが、その場合の日雇いと常用ということばの区別でございますけれども、あくまでも労働の性質に基づくというよりも、私たちが生産費調査をやっておりますのは、生産に要された費用をどう計算するかという観点でございますので、自家労賃の評価の基準は何に置くかという場合に、自家労働力が市場に出された場合にどういう支払い
その評価をします場合に、その現実に支払ったと同じような状態のもとに評価をしないと、個々の経営の生産費調査という目的を達し得ないわけでございますので、その地方の農村で行なわれておる臨時日雇い賃金というものが、その経営で支払ったであろう賃金に相当するという立場で評価をしてあるわけでございますから、毎勤統計をそのままとってくるということは、調査の立場なり論理からいいますとやはり矛盾を生ずるというふうに私は
それをどう評価がえするかという点につきましては、その農産物の置かれておる需給の状況とか、政策的にこれを大いに伸ばしていく必要があるかどうかというような、政策判断に基づきまして評価がえするものもあり、いわゆる臨時日雇い賃金で評価のままのものもある。これはそうあってしかるべきだろうと私は考えております。
○丸山政府委員 根拠と申しますか、いろいろ御意見のございますいわゆる農業臨時日雇い賃金、そういうものが根拠になっているわけでございます。